第 28 回 放 送 番 組 審 議 会 議 事 録
1.開催年月日 平成17年4月26日(火曜日)
午後4時〜午後5時
2.開催場所 世田谷区役所 第2庁舎 第4委員会室
3.委員の出席
委員総数 8名
出席委員数 7名
出席委員の氏名
倉本 俊幸 委員長
佐藤 菊夫 委員
大杉 伸一 委員
本杉 香 委員
小林 憲夫 委員
中野 千鶴子 委員
古谷 真一郎 委員
欠席委員の氏名
白石 冬美 委員
放送事業者側出席者氏名
代表取締役 志賀 司昌
総務部長 武田 安正
編成部長 深井 教雄
編成について
2.その他
5.議事の概要
1)放送局側からの審議内容の説明
2)議題の中で取りあげた新番組の番宣スポットを試聴
3)出席委員による当該番組の審議
4)関連事項について出席者全員での意見交換
5)その他
6.審議内容
定刻、事務局より出席委員数7名、全委員数の1/2に達しているので、放送番組審議会の規定により本日の審議会が正式に成立する旨を報告した後審議に入る。
先ず、倉本委員長の要請により深井編成部長が審議内容の説明を行う。
1)添付番組表に基づき、平成17年度4月からの番組編成の概要を説明。
2)新年度からの大きな内容変更として、毎週金曜日の午前及び午後の番組について以下の通り説明。
@従来はウィークデーを通して午前7時から午後5時まで、「ぐっとモーニングせ・た・が・や」(7:00〜10:00)、「Cafe Les R」(10:00〜13:00)、「オープンサロン834」(13:00〜17:00)を生放送していたが、今年度から金曜日の改編を行った。
A金曜日は午前7時から午後5時まで番組のコンセプトを“和”に統一し、午前中(7:00〜12:45)は女性パーソナリティーによる「雅と美」をテーマにした“奈良 禎子 悠ゆう素的”、午後(13:00〜17:00)は男性パーソナリティーによる「粋と艶」をテーマとした“神 太郎 金曜瓦版”とした。
パーソナリティーの語りに加え、“和”に因んだゲストの話を交えて進めていく番組である。
3)上記説明の補足として、午前・午後の番宣スポット各1本を試聴した。
審議に於ける委員の主たる意見は次のとおり
本杉委員
今は余裕のない世の中になっているので“和”というテーマは良いと思う。
中野委員
私も番組のコンセプトは良いと思うので継続して聴いていきたい。
大杉委員
日本の固有の文化を見直し、日本の良さを取りあげる番組にして欲しい。
佐藤委員
日本人の生活が衣・食・住全てにわたって欧米化してしまい、日本を残すものは心しかなくなってしまったと思う。現在の環境の中でいかに日本古来の良いものを持ち続けるか、バランスを取り続けられるかを考えさせられる。
また一方で音楽にしても絵画にしても、日本発で今は西洋のものとされているものがたくさんあるのでそれ等を紹介し、日本人が誇りを持てるような内容も取り入れて頂きたい。
倉本委員
「現在の音楽、芸術の原点に“和”あり」ということもテーマの一つとして織り込んで下さい。
小林委員
日本は外国文化を貪欲に取り入れて独自の文化を築いてきた。
“和”というととかく懐古的・復古的になりやすいが、“和”を見直すことによって新しいエネルギーに転化でき、意欲がわいてくるようになれば素晴らしいと思う。
古谷委員
もともと和魂洋才が日本の文化であり、“和”の良いところと今の社会とをアレンジし、“和”の良さを現代社会に活かすこともテーマの一つとして考えて欲しい。
本杉委員
この番組の年齢ターゲットはどのあたりに置くのか。
局側
当社のリスナーは基本的に、女性は40才代、男性は50才代が中心であり、30才台の半ば以上をターゲットと考えている。
本杉委員
それであれば多くの方に聴いてもらえると思う。
倉本委員長
“和”は良いテーマであると思うので、本会の意見を参考にしてしっかりとした番組作りをお願いします。
7.審議機関の答申又は改善意見に対してとった措置及びその年月日
なし
8.審議機関の答申又は意見の概要を公表した場合におけるその公表の
内容、方法、及び年月日
ホームページにて5月に公表
9.その他の参考事項
なし
以 上