第 45 回  放 送 番 組 審 議 会 議 事 録

1.開催年月日  平成21年 10月20日(火曜日)
         午後4時〜午後5時

2.開催場所  株式会社エフエム世田谷 会議室

3.委員の出席  委員総数    8名
         出席委員数   7名
  出席委員の氏名
         倉 本 俊 幸   委員長
         佐 藤 菊 夫   副委員長
         大 杉 伸 一   委 員
         清 水 信 男   委 員
         小 林 憲 夫   委 員
          張   晶 子   委 員
         古 谷 真一郎   委 員

  欠席委員の氏名
         白 石 冬 美   委 員
         
  放送事業者側出席者氏名
         代表取締役 久米 征雄
         編成部長  深井 教雄
         総務部長  加藤 年弘

4.議  題   1.エフエム世田谷放送番組
           「Setagaya Junior Brass 音 ステージ」
           (毎週金曜日 17:00〜17:15)
           10月16日(金)の放送分の審議
           
         2.その他

5.議事の概要
  (1)放送局側からの審議番組の説明
  (2)当該番組の試聴
  (3)出席委員による当該番組の審議
  (4)関連事項について出席者全員での意見交換
  (5)その他

6.審議内容
  定刻、事務局より出席委員数7名、全委員数の1/2に達しているので、放送番組審議会の規定により本日の審議会が正式に成立する旨を報告したのち委員長に進行を委任した。
  倉本委員長の開始宣言に続き、指示により深井編成部長が審議内容の説明を行った。

(1) 番組の企画意図
    第25回目を数える、世田谷区内の中学生による「吹奏楽演奏会」と出演者のインタビューを録音によって、地元のエフエム放送局から毎週放送することで、音楽を愛し育む中学生達の元気な活動を知ってもらうと共に身近に優しい旋律の街世田谷を紹介する。
 
(2) 番組概要
   番  組  名  「Setagaya Junior 音 ステージ」
   放送期間  2009年4月から継続           
   放送時間  毎週金曜日 17時00分〜17時15分
   放送形態  15分の録音番組
   出  演  者  区立中学校生徒
ナレーション木之下貴子、インタビュアー河西美紀。          
   番 組 内 容  「世田谷区立中学校吹奏楽演奏会」(8月22日(土)
 9時〜15時開催、区内約30校が出演)を収録し、演奏と出演の中学生のインタビューを素材として、各校毎の全27回の15分番組として構成した。
   企 画 制 作  株式会社エフエム世田谷
            ディレクター 有山晃

(3) 審議対象放送内容
当日午前の第7番目に出演した「区立桜木中学校吹奏楽部」の演奏
@ 1曲目「風紋」      作曲   保科 洋
A 2曲目「ロマネスク」   作曲   J.スウェアリンジェン
B 出演後の生徒にインタビューし、「楽しく演奏ができた」、「夏休みの練習は暑くて大変だったが充実していた」、「音楽の楽しさと練習の辛さを後輩に伝えていくことが大変だ」、「コーチから褒められて、嬉しかった」、「これからも、皆で一つになっていきたい」、「吹奏楽を楽しむことをモットーにいきたい」との感想が聞かれた。

7.審議における委員の主たる意見、質疑は次のとおり
 倉本委員長
 ・今回は、中学生の吹奏楽ということですが、今、少子化で世田谷区も生徒が減っていると聞いているが、今回の演奏会には区内全30校の内、25校が参加したとのこと、吹奏楽部を持っている学校も減っているそうだ。
それでは、ご意見をお願いします。
 佐藤副委員長
  ・私が聞いているところでは、近隣との関係や冷暖房設備などで、学校内でも練習場所の確保に苦慮しているそうだ。
  ・中学校で吹奏楽部を持っていることは素晴らしいと思う。
  ・全国的には、コンクールを目標にしている学校も多い。
  ・出演後の生徒の感想が嬉しい。
  ・昔は吹奏楽と言うと行進曲が多かったが、今は作曲も編曲も優秀な人材が多くいて海外でも高い評価を受けている。
 小林委員
 ・出演後のインタビューですが、質問内容は全校に同一質問なのか?
深井編成部長
・共通・公平の扱いとして質問も調整していると思う。
・各校に対して、事前に共通の質問項目とアピールしたい特色について要望を受けたインタビューをしている。実際には全質問と回答を放送できない部分があったり、編集で調整されることもある。
 倉本委員長
  ・こうした中学生の練習の成果をコンクールも良いが、社会福祉協議会などと連携して、福祉施設などで聞かせてあげられると良いと思う。
 ・コンクールが25回目で、放送が今年の9月4日から始まっているが、今後も継続していくのか。
深井編成部長
 ・今年単年度の提供ということで聞いている。

佐藤副委員長
 ・地方の学校では、コンクールを目指すことで担当教諭が熱意のあまり、部活動が厳しくなり退部していくものも多いと聞く。教諭も生徒も楽しみながら励んでほしい。
倉本委員長
 ・その学校の野球部の応援に出て演奏されたりすれば、活動も活発になると思う。
張 委員
 ・生徒が少ないから先生も減る。すると他の教科の先生が指導する。従って専門外ということで消局的になり、クラブとして育たない。
佐藤副委員長
 ・楽器を扱える指導教諭が少なくなっている。
張 委員
 ・今回の素材の「桜木中」は私の母校でもある。
 小林委員
 ・27週全部の録音・編集は終わっているのか、また、インタビューは当日なのか?
深井編成部長
 ・演奏会は1日で全て録音とインタビューは終わっている。
倉本委員長
 ・放送が本年度だけと言うが、演奏会が25回も続いていることを考えれば、放送も続けたいし、もっとPRもしてほしい。
 古谷委員
  ・8月の1日だけの演奏会を3月まで引っ張るのはどうか、時季印象がずれていかないか。
・放送されれば、出演している生徒には、励みになるが、インタビューの各学校についての紹介が無いため、特色などが見えてこない。 
 深井編成部長
・予備情報として聞いていても、演奏時間との関係でカットされている可能性もある。
 大杉委員
・日曜の朝、大手の放送局の「全国中学生音楽大会」をやっているが、世田谷の学校が出てきた記憶がない。
・2曲目が特に素晴らしかった。
・自分の時代は、唄うだけであったが、生徒が演奏できるのは素晴らしい。
・今の人は、音楽教育の基礎が出来ていて聞き応えのある内容だった。
 小林委員
  ・インタビューで曲目選択の理由なども聞いたら面白かったと思う。

倉本委員長
 ・熱心に議論をしていただきました。時間も来たようです。今年度だけの番組になるという予定らしいが、良い番組なので、企画してほしい。
・区も是非、機会を検討してほしい。

  ・本日は、これで審議会を終了とします。
 
8.審議機関の答申または改善意見に対してとった措置及びその年月日
    な し

9.審議機関の答申または意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、
  方法、および年月日
    ホームページにて平成21年11月に公表予定
10.その他の参考事項
    な し
11.その他
    な し


  
以 上