第 46 回  放 送 番 組 審 議 会 議 事 録

1.開催年月日  平成22年 3月 2日(火曜日)
         午後4時〜午後5時
2.開催場所  株式会社エフエム世田谷 会議室

3.委員の出席  委員総数    8名
         出席委員数   6名
  出席委員の氏名
         倉 本 俊 幸   委員長
         佐 藤 菊 夫   副委員長
         大 杉 伸 一   委 員
         小 林 憲 夫   委 員
          張   晶 子   委 員
         古 谷 真一郎   委 員
  欠席委員の氏名
         白 石 冬 美   委 員
         清 水 信 男   委 員
         
  放送事業者側出席者氏名
         代表取締役 久米 征雄
         編成部長  深井 教雄
         総務部長  加藤 年弘

4.議  題   1.エフエム世田谷放送番組
          「 日本常識力検定」
          毎週 月曜から木曜日 
          問題  1回目  
              13:30分頃(25分〜35分の間に放送)
          問題  2回目(1回目と同じ問題)  
              14:30分頃(25分〜35分の間に放送)
          回答発表 16:15分頃(25分〜35分の間に放送)
          ** 3月1日(月)の放送分を資料とします。**
           
        (2)その他
5.議事の概要
  (1)放送局側からの審議番組の説明
  (2)当該番組の試聴
  (3)出席委員による当該番組の審議
  (4)関連事項について出席者全員での意見交換
  (5)その他

6.審議内容
  定刻、事務局より出席委員数6名、全委員数の1/2に達しているので、放送番組審議会の規定により本日の審議会が正式に成立する旨を報告したのち委員長に進行を委任した。
  倉本委員長の開始宣言に続き、指示により深井編成部長が審議内容の説明を行った。

(1) 番組の企画意図
    開局11年目に当たり、生番組として、人気番組でも有る「オープンサロン834」のリスナー参加を意図したコーナー番組として、より密度の濃いコミュニケーション強化を図っていくことで親しまれる「エフエム世田谷」を目指す。
 
(2) 番組概要
   番  組  名  「 日本常識力検定」
   放送期間  2009年4月から継続           
   放送時間  毎週 月〜木曜日 
           オープンサロン(13:00〜17:00)中のコーナー番組
           問題  1回目  
               13:30分頃(25分〜35分の間に放送)
           問題  2回目(1回目と同じ問題)  
               14:30分頃(25分〜35分の間に放送)
           回答発表 16:15分頃(25分〜35分の間に放送)
          
   放送形態  録音による問題を聞き、パーソナリティーとアシスタントの会話と回答、さらにリスナーの回答(メール、サテライトスタジオ用回答用紙等)の紹介
   出  演  者  オープンサロン各曜日担当のパーソナリティーとアシスタント          
   番 組 内 容  日本常識力検定協会と提携し、協会制定の1級から3級の問題を抽出し1日1問先の時間帯2回読上げと回答時間までに寄せられた回答と出演者の回答を披露し感想をコメントしながら放送を行っている。
   企 画 制 作  株式会社エフエム世田谷
            
(3) 審議対象放送内容
前日の3月1日(月)放送の3級問題
「手紙の時候の表現として、誤っているのはどれか?」
@ 3月「初春の候」
A 6月「初夏の候」
B 9月「初秋の候」
C 12月「初冬の候」
 
・回答発表前に、全委員にもチャレンジしたが回答はバラついた。
 *** 正解は @の「初春の候」が誤っている ***
 新年の挨拶で、春を待つ心を「初春」と表現したもの。
 3月の表現としては、「早春」、「陽春」がある。
・3級ということも有り、出演者、リスナー共に正解率は多かった。

7.審議における委員の主たる意見、質疑は次のとおり
 
 倉本委員長
 ・今回は、常識力ということですが、「常識」は時代や時間で変化しているからクイズとしては難しいかもしれないが、結構楽しめるコーナー番組だと思います。
それでは、審議をお願いします。
 大杉委員
  ・手紙の季語は「旧暦」が母体になっているから回答の選択肢は微妙であり、迷うでしょうね。
 小林委員
  ・何を審議するか難しいが、「問題」は、協会の問題集の中からラジオ向けのものを選択しているのか?
 深井編成部長
  ・問題集をディレクターに渡し選択したものを協会に確認している。
  ・生活に密着した問題を主として、季節感等も選択条件に加えている。
 倉本委員長
  ・リスナーの反響はどんな状況か?
 深井部長
  ・景品は渡して無いが、結構楽しんで貰っているようだ。
 佐藤副委員長
  ・「常識」は「時代」や「時間」で変化するが、極端な例は、全く逆の意味になることもある。
倉本委員長
・確かに時代の変化は大きいと思う。
 小林委員
  ・質問には「伝説」や「迷信」なども入っているのか?
 深井部長
  ・素材としては入っていない。
 大杉委員
  ・ラジオのクイズというと聞き直しができないから初めの方を再度聞きたい時に困る。
 深井部長
  ・出題の後、パーソナリティーにより問題を繰返すことにより、フォローしている。
 小林委員
  ・当社でご当地検定クイズを実施したらどうか?
 深井部長
  ・以前、1年間実施したことがあるが資料収集と問題作りが大変だった。
 佐藤副委員長
・問題も適切と思うし楽しめる番組である。
 古谷委員
  ・非常に良い企画であり回答を巡って短い時間の話題作りとしても面白い。
 大杉委員
  ・最近はNHKでも言葉も誤っている時もあるので、自分たちの常識を見詰め直す良いきっかけになる。
 小林委員
  ・問題提出時のキャッチフレーズで「貴方は、常識有る人間か?非常識か?」
  と聞いているが、言葉が強くないか?
 
 ** (各委員とも、それほど強くは感じないという雰囲気。)**
 
 倉本委員長
  ・問題にチャレンジしたり議論しているうちに時間も来たようです。
 ・番組に変化や刺激も時には必要ですこれからも魅力を引き出す企画を考えてもらいたい。
  ・本日の審議は終了します。
  
 
8.審議機関の答申または改善意見に対してとった措置及びその年月日
    な し

9.審議機関の答申または意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、
  方法、および年月日
    ホームページにて平成22年4月に公表予定
10.その他の参考事項
    な し
11.その他
    な し


  
以 上