第48回放送番組審議会議事録

 

     1.開催年月日  平成22年 12月14日(火曜日)

         午後4時〜午後5時

 

     2.開催場所  株式会社エフエム世田谷 会議室

 

     3.委員の出席  委員総数  8名

         出席委員数  5名

      出席委員の氏名

         倉本 俊幸  委員長

         大杉 伸一  委 員

小林 憲夫  委 員

張  晶子   委 員

         古谷 真一郎 委 員

      欠席委員の氏名

佐藤 菊夫  副委員長

清水 信男  委 員

白石 冬美  委 員

         

    放送事業者側出席者

         代表取締役  深井 教雄  

         総務部長  幸田 雅夫

         編成部主任  武田 和子

 

      4.議  題 (1)エフエム世田谷放送番組

12月12日(日)9:00〜9:10放送分 

          内容:英語情報番組 

 

      5.議事の概要

        (1)放送局側からの審議番組の説明

        (2)当該番組の試聴

        (3)出席委員による当該番組の審議

        (4)関連事項について出席者全員での意見交換

        (5)その他

      6.審議内容

      定刻、事務局より出席委員数5名が出席、出席全委員数の1/2以上に達し      ているので、放送番組審議会の規定により本日の審議会が正式に成立する旨      を報告したのち委員長に議事進行を依頼した。

      倉本委員長の開始宣言に続き、委員長の指示により武田編成部主任が審議内      容の説明を行った。

 

   (1)番組の企画意図

  番組は2010年4月から始まり、日曜日の朝、区内に住んでいる外

国人向けに英語による暮らしや季節にちなんだ世田谷の情報を提供する。

 

   (2)番組概要

     番  組  名  「Happy Life Setagaya」

      放送期間  2010年4月から放送           

      放送時間  毎週日曜日 9時00分〜9時10分

   番 組 内 容  英語による情報番組

   企 画 制 作  株式会社エフエム世田谷

            

 

    (3)審議対象放送内容

      12月12日(日)午前9時〜9時10分放送分

   

    7.審議における委員の主たる意見、質疑は次のとおり

 

    倉本委員長

        ・今回は、「Happy Life Setagaya」を英語で聴いて

いただきましたが、それでは審議をお願いいたします。

   張 委員    

番組のバックナンバーを、後でホームページなどで確認できると良いの

 ではないか。

  武 田     

・今後、考えていく予定です。

  小林 委員   

・番組構成は、前半3分がトピックで、後半はお知らせなど同じものを流

しているのか。

   武 田     

・お知らせは基本的には、固定になっています。

 

  小林 委員  

 ・番組の自由制作枠は3分半程度なのか。

  武 田     

・お知らせは、短いバージョンと長いバージョンがあり、長いバージョンだ

と4分程度となるものもある。

    張 委員   

 ・内容は、どんなスタッフで決めているのか。

   武 田    

 ・区から提供された原稿をもとに、4月は引越し、7月は夏の特定健診、1

2月はボロ市など季節ごとにあった情報を提供している。

倉本委員長  

・  放送時間について日曜日の午前9時から10時だと、英語圏の人はクリスチ

  ャンの方が多いので教会に行く時間帯ではないか。放送時間帯が気になった。

小林委員   

  ・教会は10時ごろから始まるので、もう少し早い時間が良いのではないか。

   武 田     

・  日曜日の午前中の放送と考えていたが、そこまでは、想定していなかった。

    お話の点は、参考にしたい。

大杉委員   

   ・区内には、外国人はどのくらいいるのか。

武 田    

・   外国人登録者数は、全体で約1万5千人、韓国又は朝鮮の方が一番多く、

        次に中国の方、両者合わせると約8千人となる。

小林委員  

 ・英語でなく、一番多く住んでいるハングル語の番組でも良かったのでない

か。

武 田    

 ・将来的には考えていきたい。

小林委員   

・将来的には、色々なバリエーションという企画の第1歩と考えてよいか。

武 田    

 ・現在、エフエム世田谷の番組の中では、ハングルの番組は2つあり、中国

      語も1つある。外国語での放送をするにあたっては、ハングル・中国語の放送

    という意見もありました。しかし、日本に在住の外国人の方に話を聞いて、

      日本での情報を得るには、コミュニケーションは共通言語として英語で行っ

     ている方が多いので、英語放送としてはじめました。

小林委員   

   ・ナレーターの英語がわかりやすい、またターゲットもわかりやすいし、狙い

    は良い。一方、内容については、情報提供、パンフレットの域を出ていない

    のではないか。最新情報ではなく物足りなさがあると感じた。

武 田     

    ・放送では、全ては流せない。気づきを促すような内容とした。

張 委員   

 ・来年以降の内容は、どのようなものを、今年と同じものか。

武 田     

    ・試行錯誤中であるが、行政の話のほか、季節に沿ってメリハリをつけられる

     ようなものを考えています。

張 委員    

   ・ごく基本的なことも放送してあげると親切では。郵便局で口座を開くにあた

    って困っている中国人の方を見たことがあった。区のお知らせには出てこな

    い、行政以外の暮らしていくにあたっての基本的なことなどを伝えていった

    らどうか。季節の情報は、住んでいれば自然と身についていくのではないか。

大杉委員   

     ・京王線下高井戸駅の自動券売機のところで、中国の方が買い方がわからない、

     駅の人もわからないことあり、困っていることがあった。役所でパンフレッ

    トを作成して置いておくと良いのではないか。

倉本委員長  

    ・常識の常識をベースに放送していったら良いのではないか。

    小林委員   

   ・タイトルは、局独自でつけたものか。

武 田     

    ・番組タイトルは、世田谷区で区に居住する外国人の方に渡す冊子「Life

      in SETAGAYA」をコンセプトに、局の方でハッピーを付け「Ha

        py Life Setagaya」とした。

小林委員   

     ・in SETAGAYAだが、inをとるとニュアンスが違う。世田谷にか

      かってしまう。本当は住民にかかるのではないか。

武 田     

     ・番組のタイトルということで省略して「Hapy Life Setaga

       ya」とした。

深井社長   

    ・ありがとうございました。本日ご意見いただいたものは、今後の番組作りに

     活かしてまいります。

倉本委員長  

    ・これを持ちまして第48回番組審議会を終了いたします。

 

    8.審議機関の答申または改善意見に対してとった措置及びその年月日

     なし

 

    9.審議機関の答申または意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、

     方法、および年月日

 

  ホームページにて平成23年1月に公表予定

 

      10・その他の参考事項

      なし

 

11.その他

     (1)無線局の免許更新が22111日から271031日の5年間となる。

    (2)エフエム世田谷の情報紙「ラジネタ」を1115日に発行した。3万部

      発行。

 

                                                         以上