2004年11月6日(土)放送
ふきのとう/北海道出身のフォーク・デュオ。1972年、山木康世(やまき やすよ)、細坪基佳(ほそつぼ もとよし)と友人二人で「マッド・スライド・スリム」を結成、
          札幌市主催のチャリティコンサートで北海道厚生年金会館のステージに立つ。ちなみにバンド名は、ジェームス・テイラーのLPから撮ったもの。
          同年3月、山木康世、細坪基佳の二人で「メロディー」を結成、ニッポン放送系列「バイタリス・フォークビレッジ」アマチュア・フォークコンテスト北海道大会に応募するが、予選を通らず。
          NHK札幌放送局でのTV出演の際に、初めて「ふきのとう」を名乗る。
          1973年3月、「ヤマハ・ポピュラーソング・コンテスト(ポプコン)北海道大会入賞。
          そして1974年9月21日、「白い冬」でデビュー。デビュー曲はヒットチャートを急上昇し大ヒットとなる。
          1992年ラストコンサートツアー「ever last“いつか、この空の下で”」を行い、『ふきのとう』としての約18年間に及ぶ活動にピリオドを打った。
           この楽曲は、1975年10月21日、4枚目のシングルとしてリリースされた。
          ♪人はそれぞれ めぐり逢えても 曲がり角で 手を振れば いつの間にか ひとりぼっち 街はひたすら 冬を目指し〜
          山木康世作詞・作曲による叙情派フォーク真骨頂の楽曲である。