2004年8月14日(土)放送
うめまつり/1974年に“岡本 正とうめまつり”として「すみれの花」でデビュー。実はその前年「ポプコン‘73グランプリ大会」に“岡本正とドボンエイドバンド”として出場し、みごと優秀賞に輝いている。
グランプリは小坂明子の「あなた」だったが、その時「京都にさよなら」と言う曲で“うめぼし”というグループが出場しているのが気になる。
その後、岡本正はソロ活動、「北鎌倉」をリリースしている。
1975年、新生“うめまつり”は京都の地名(大覚寺・清水寺・四条通りなどなどを叙情的に歌った名曲「北山杉」をリリース、地元ラジオ局から流れたこの曲に心を奪われた人は少なくないはずである。
そして同年5月25日、同じ京都をモチーフに女心をうたったシングル「大原の里」をリリース。6月25日にはこの2曲を含む「北山杉/うめまつり」ふぁーすと・あるばむ(当時の表記)を発売している。
メンバーはリーダーの増保良二(ドラムス担当)、鈴木みつひろ(踊り・笛・わめき担当)、山本田吾作(ボーカル・アコースティックギター担当)、水沢日出男(リードギター担当)、
タケ司馬緒(ボーカル・パーカッション担当)、小谷カオル(ピアノ担当)、大山修治(ベース担当)の7人。因みに京都出身は増保だけである。
また、このB面にはあの「受験生ブルース」を彷彿させる「うめまつりの大学中退講座」が収録されているが、何と小谷を除く6人が大学中退組みであった。